不動産ニュース / 開発・分譲

2021/12/24

3Dプリンター活用した住宅開発を推進/日本エスコン

「Sphere」完成イメージ

 (株)日本エスコンは24日、3Dプリンターを活用した住宅・建物の開発機会の創出を目的に、セレンディクス(株)(兵庫県西宮市、代表取締役:小間裕康氏)と業務提携した。

 3Dプリンターを用いた建物の開発は、建築コストや人件費の削減、工期短縮などの観点から、次世代の開発手法として注目されている。また建築資材の無駄も少なくなり、サステナブル住宅実現に向けても貢献ができる。

 セレンディクスは、「30坪・総額300万円以下」「世界一の耐震性・強風に強い家」「工期24時間」をコンセプトに、日本発の3Dプリンターによる住宅「Sphere(スフィア)」の開発を目指している。日本エスコンは同社に出資を行ない、スフィア実現に向けた研究開発への支援を行なうと共に、将来的にはスフィアの技術を応用し店舗・オフィス・倉庫といった他分野での開発展開を図る。また内閣府が推進する「スーパーシティ」構想に参画する地方自治体へ、同技術を活用した住宅を集約したまちづくりについての提案も行なっていく。出資額は966万円。

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2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。