不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/1/19

20年の屋上緑化施工面積は約19.9ha

 国土交通省は18日、令和2年(2020年)の「全国屋上・壁面緑化施工実績調査」結果を発表した。協力企業数は全国の造園建設会社、総合建設会社、屋上・壁面緑化関連資材メーカーなど538社。回答数は274社。調査は20年1~12月に実施した。

 同年の屋上緑化の施工面積は約19.9haで、前年より約0.3ha(約1.5%)減った。新国立競技場の建築面積の約3つ分相当。壁面緑化の施工面積は約5.8ha(前年比約1.5ha減)だった。

 屋上緑化の建物用途別施工面積割合は「工場・倉庫・車庫」(15.8%)が最も大きく、次いで「商業施設」(14.5%)。また「事務所」(13.2%)が過去10年で最も高い割合となった。

 調査を開始した00年から21年間の累計施工面積は、屋上緑化が約557ha、壁面緑化は約109haとなった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。