不動産ニュース / 仲介・管理

2022/2/1

人との関わりを創出するオフィス

カフェカウンターを設置し、語り合いの場としても打ち合わせのスペースとしても活用できる「ダイアローグスペース」

 オフィス仲介、オフィス移転コンサルティングなどを手掛ける(株)フロンティアコンサルティング(東京都千代田区、代表取締役社長:川原邦章氏)は、1月に移転した新本社のオフィスを公開した。

 「OTEMACHI KORTO」と命名した新オフィスは、大手町ビルの1階に立地。面積は約330坪。顧客を含むステークホルダーとのかかわりを創出するための「ソーシャルゾーン」と、業務スペースである「プロジェクトゾーン」に分けて、それぞれ工夫を凝らしている。
 「ソーシャルゾーン」は、ステークホルダーを含む同社と関係がある人たちが活用できるようセミパブリックな空間に。スペース内のどこでも電源を確保できるようモバイルバッテリーを備えるほか、キリンのクラフトビールディスペンサーや音響設備なども用意し、イベントなども開催できるようにしている。

 「プロジェクトゾーン」は、フリーアドレスを導入し、業務内容や気分でワークスペースを選択できるようにしたほか、大小さまざまなミーティングスペース、web会議スペース、社員の学習を支援する「パーパスライブラリー」などの多様なスペースを用意。社員間のコミュニケーションが促進されるよう、コーヒーマシンやカフェカウンターが設置された「ダイアローグスペース」や、遠隔で対面コミュニケーションが実現できる「tonari」を設置したスペースなど、コミュニケーションが活性化されるような仕組みやスペースを導入した。

 同社執行役員ワークデザイン研究開発部兼設計デザイン部部長の稲田晋司氏は、「当社のビジョン、提供サービスの本質を理解してもらうために、多くの人とかかわりが持てる場として活用していきたい。またショールームや販促活動の一環にも利用していくほか、採用の際のアピール、企業PRにもつなげていきたい」と述べた。

ソーシャルゾーンには、音響設備やビールディスペンサーを導入。どこでも電源が確保できるようモバイルバッテリーも用意している
遠隔でもそばにいるかのようにコミュニケーションがとれるシステム「tonari」を導入。取材時は大阪支店とつなぎ、交流

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。