
東京建物(株)は10日、中規模オフィスビルの開発事業に参入すると発表。初弾となるオフィスビル「T-PLUS(ティープラス)日本橋小伝馬町」(東京都中央区)を、2022年4月に竣工する。
同ビルは、東京メトロ日比谷線「小伝馬町」駅徒歩3分に位置。敷地面積約420平方メートル、延床面積約2,780平方メートル、鉄骨造地上9階建て。
ワークスタイルを考慮し、室内は内装やレイアウトの柔軟性に配慮。ゆとりある天井高に加え、開閉可能なガラス窓、外気に触れられるインナーテラスや屋上テラス等を設置するなど、開放的な空間とする。
業務効率と快適性を最大化する室内プランニングと、環境要因による感染リスクを低減したプランも提案。エントランスのセキュリティは、ICカード、顔認証に対応しており、エレベーターや宅配ボックスも非接触および感染対策を徹底する。災害時はビル非常用発電機により、オフィス内への非常電源の供給も可能とする。
同社は今後、仙台市青葉区と東京都港区でも、中規模オフィスビルの開発を計画している。