不動産ニュース / 開発・分譲

2022/2/10

ホテル・レジャー施設31物件を売却/西武HD

 (株)西武ホールディングスは10日、同社グループのホテル・レジャー事業の一部資産の売却に向け、シンガポールの政府系投資ファンドGIC Private Limited(GIC)と基本協定書を締結したと発表した。

 2021年5月に公表した中期経営計画(21~23年度)に基づき、「アセットライト」をテーマに経営改革を推進。今後、子会社の(株)プリンスホテルが保有するホテル・レジャー事業資産76物件のうち、「ザ・プリンス パークタワー東京」(東京都港区)を始めとする31物件をGICグループが出資する複数の合同会社へ譲渡していく。

 GICが有するホテル経営の知見や、資金力を生かした成長投資、国内外のネットワークを活用し、事業資産の価値最大化および“業界ナンバーワン”のホテルチェーンの実現を目指す。売買契約の締結は22年5月、実行日は同年9月を予定。譲渡価格は約1,500億円で、21年3月末時点の帳簿価額を前提とした譲渡益は約800億円となる見通し。

 同社は21年12月、プリンスホテルのホテル運営と資産管理の分離を発表。運営を22年4月1日に新設予定の子会社(株)西武・プリンスホテルズワールドワイド(SPW)が、資産管理を(株)西武リアルティソリューションズ(SRS)が担っていくとした。今回売却する物件についても、SPWが運営を受託する予定。

 同日会見した西武ホールディングス代表取締役社長の後藤高志氏は、「GICと長期的なパートナーシップを組むことで、ホテル・レジャー事業のさらなる飛躍を目指す。再開発を予定する物件についてはSRSが継続保有し、都心部・リゾート地の両面で随時開発を進め、今後10年で国内外のホテル拠点を250ヵ所まで拡大したい」等と抱負を語った。

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