不動産ニュース / 開発・分譲

2022/2/18

データセンター事業に参入/日本GLP

 日本GLP(株)は18日、データセンター市場への参入を発表した。

 クラウドサービスの急激な浸透に伴い、データセンター(以下、DC)を必要とするサーバー数は増加傾向にあり、さらにサーバーの収容キャパシティを指す電力キャパシティがこれからのDCの重要な評価基準になると見込まれている。しかし日本ではDCの適地および必要電力のタイムリーな確保が難しく、DCの整備はそれを必要とする企業にとって大きな課題となっている。そこで同社は、DCのサービスプロバイダーを目指し、DC事業への本格参入を決定した。

 同社では、DC事業の経験者で構成された専門チームを立ち上げ、自然災害リスクが低く、かつ都市中心部から約35km圏内に、キャンパス型DC用地を含む複数の土地をすでに取得。そこではすでに約600MWの供給電力を確保できているという。2023年より順次着工し、24年より竣工する計画。

 同社はDC事業を物流不動産事業に並ぶ事業の新たな柱とするとしている。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。