不動産ニュース / ハウジング

2022/2/28

積水ハ、戸建て・賃貸でZEH水準を標準化へ

 積水ハウス(株)は25日、住宅性能表示制度の改正で新設される、ZEH水準を示す「断熱等性能等級5」「一次エネルギー消費量等級6」を4月1日から同社が建設する戸建住宅・賃貸住宅で標準化すると発表した。

 政府の第6次エネルギー基本計画で掲げる「2030年度以降新築される住宅・建築物について、ZEH・ZEB基準の水準の省エネルギー性能の確保」という目標にいち早く対応する。

 同社では従来より建設する住宅のZEH対応を進めており、戸建住宅では20年のZEH比率が91%。賃貸住宅「シャーメゾン」においても21年上期のZEH受注戸数が20年通年のそれを上回るなど、順調に普及を進めている。今回の標準化で住宅の脱炭素化を加速するのが狙い。

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ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

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