不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/3/3

景気DI、2ヵ月連続の悪化/TDB調査

 (株)帝国データバンク(TDB)は3日、2022年2月の「TDB景気動向調査」結果を発表した。有効回答数は1万1,562社。

 同月の景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は39.9(前月比1.3ポイント減)と、2ヵ月連続で悪化。国内景気は、オミクロン株の広がり、燃料価格の高騰、大雪などを要因とし、落ち込みが続いた。全10業界中9業界、51業種中41業種が悪化した。まん延防止等重点措置の延長で小売やサービスなど個人消費が落ち込み、ウクライナ情勢など地政学リスクの高まりによる原油価格の高騰で運輸・倉庫などの仕入れ単価も上昇が続いた。

 「不動産」は42.6(同0.3ポイント減)と、2ヵ月連続の悪化。「住宅・マンションの販売が好調」(建物売買)といった声があった一方、「インバウンド需要の減少」(不動産管理)、「まん延防止等重点措置の発出に伴う移動自粛などにより旅行者やビジネス客が減少。土産店や飲食店が厳しい」(貸事務所)といった声が挙がった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。