大和地所レジデンス(株)は23日、3月末に引き渡しを予定する分譲マンション「ヴェレーナグラン赤羽北フロント」(東京都北区、総戸数89戸)をメディアに公開した。
同物件は、JR埼京線「北赤羽」駅より徒歩3分に立地。敷地面積約2,645平方メートル、延床面積約7,284平方メートル、鉄筋コンクリート造地上12階建て。
住戸は全戸南向きで、専有面積は65.88~100.80平方メートル、間取りは2LDK・3LDK。南向きを生かし、リビングや洋室の角にコーナーサッシを採用したプラン等を用意した。3階住戸(8戸)はスキップフロアの高低差を活用して天井高約3mを確保し、広さ約20畳・高さ740mmの床下収納も設けている。最上階の住戸は、人工芝を備えたルーフバルコニーを設置し、アウトドアリビングとしても活用できるようにした。
なお一部住戸は住宅設備をグレードアップしたプレミアム仕様とし、キッチンに浄水器一体型ハンドシャワー水栓や天然大理石の天板等を採用している。
1階共用部には木調のブックシェルフを設けたラウンジを設置。(株)紀伊国屋書店がセレクトしたアート、建築、旅などをテーマとしたさまざまな書籍を取り揃えた。パーティルームにはカウンターやテーブル席、テラス席を用意し、入居者同士の交流のほかテレワークニーズにも対応。建物外部には枝ぶりや葉張りが大きい在来種をメインに、オリーブ、ノルウェーカエデ、クロガネモチなど多種多様な植物を植栽し、緑豊かな環境を創出した。
2020年10月に販売開始し、21年3月に全住戸が完売。販売価格は平均で約6,000万円。購入者は30歳代のファミリー、プレファミリー層がメインで、北区在住者が全体の約4割。床下収納を設けた3階住戸に対する関心が特に高かったという。