
東急不動産(株)は15日、同社が中心となって発足したコンソーシアム「NIB-Neutral Innovation Base(ニュートラル・イノベーション・ベース、以下「NIB」)」の拠点となるコワーキングスペース「NIB Shibuya powered by MIDORI.so」(東京都渋谷区)を開業する。
NIBは21年4月にスタート。「未来シェアリング」(広域渋谷圏における、起業、アイディア創発、コミュニティ連携を促す取り組み)というコンセプトのもと、まちづくりを進める渋谷・桜丘エリアにおける起業支援・新規事業発足支援の取り組みとして、初期メンバー各社に加えて、新たな参加者とともに事業内容を検討してきた。今回の拠点開発により参加者同士のコミュニケーションを図り、本格的に事業をスタートさせる。
「桜丘フロントIIビル」内に開設。運営は、MIRAIINSTITUTE(株)に委託する。今後、他業種企業間の新規事業創出や、施設群でのサービス連携など、新たな場の価値創造を目指す。コワーキングスペースとして外部に向けた利用者の募集も開始する。
併せて同ビルや周辺ビルにおいて、コンソーシアム参画企業によるさまざまな施設を順次開業する計画。ライブ配信スペース、ゴルフスタジオ、発酵食をサブスクリプションにて提供するレストランなどの開設を予定している。