不動産ニュース / 開発・分譲

2022/4/18

三井不レジ、藤沢のスマートタウン内にシニアレジ

「(仮称)パークウェルステイト湘南藤沢計画」全体外観完成予想イメージ

 三井不動産レジデンシャル(株)は18日、Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(以下、「Fujisawa SST」)内のシニアレジデンス「(仮称)パークウェルステイト湘南藤沢計画」(神奈川県藤沢市、計566室)を着工した。

 小田急江ノ島線「本鵠沼」駅徒歩11分、JR「辻堂」駅徒歩19分に位置。建築面積1万8,536.77平方メートル、延床面積4万5,345.44平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階・13階建て(共用棟:鉄骨造3階建て)。一般居室490室(約43~73平方メートル台)、介護居室76室を用意する予定。三井不動産レジデンシャルウェルネス(株)が運営する。

 約1,100平方メートルのプライベートガーデンや地域に開かれた広場など、敷地内に緑豊かな植栽を計画。各共用施設は、湘南の自然と調和するインテリアデザインを採用。ダイニングは共用棟3階に配置、日替わりメニューやアラカルト料理を用意する。ライブラリー、ラウンジ、入居者専用のサロン、大浴場、フィットネスルーム、シアタールーム、カラオケルーム等も計画。Fujisawa SSTと連携し、多世代の交流を育むイベントやコミュニティ活動も検討している。

 「湘南藤沢徳洲会病院」と連携し、通院・入院や救急受け入れ、急性期の療養、人間ドック実施のほか、入居者への定期的な相談会やセミナー等を実施する予定。同物件には、24時間体制で、レジデンス所属の看護スタッフが常駐し、日々の健康相談や緊急時の対応にあたる。
 また、設計一次エネルギー消費量を30%削減し、BELSに基づく評価において「ZEB Oriented」認証を取得。施設内の電力については、CO2排出量実質ゼロの電気を利用し、購入電力におけるCO2削減率100%達成を目指す。

 竣工は2024年6月、開業は同年秋の予定。

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