東京建物(株)は12日、22年12月期第1四半期決算(連結)を発表した。
当期(22年1月1日~3月31日)は、営業収益1,216億8,400万円(前年同期比18.5%増)、営業利益255億400万円(同21.0%増)、経常利益251億5,600万円(同27.2%増)、当期純利益172億2,600万円(同24.4%増)となった。
ビル事業では、投資家向けに2物件を引き渡した結果、営業収益は576億7,300万円(同100.5%増)、営業利益170億7,900万円(同83.9%増)、事業利益171億4,600万円(同83.9%増)と大きく業績が増進した。
住宅事業に関しては、住宅分譲事業として390戸を売上計上。また、投資家向けに複数の賃貸マンションを売却した。営業収益は433億5,000万円(同25.1%減)、営業利益及び事業利益は76億4,100万円(同42.1%減)だった。
アセットサービス事業では、アセットソリューションでの投資家向け物件売却が好調。仲介も順調だったことから、営業収益は158億1,000万円(同39.3%増)、営業利益及び事業利益は32億5,400万円(同300.3%増)と大幅増となった。
通期業績については営業収益3,600億円、営業利益600億円、経常利益600億円、当期純利益400億円を見込む。