不動産ニュース / その他

2022/6/7

長谷工、環境配慮の乾式外装工法を開発

 (株)長谷工コーポレーションはこのほど、ニチハ(株)と鉄筋コンクリート造建築物の複合乾式外装工法「RC×EX 工法」を共同開発。新築建築物における(一財)日本建築センターの建設技術審査証明書を取得した。

 同工法は、鉄筋コンクリート造建築物の新築工事時に用いられる型枠セパレーターを利用して鋼製下地を取り付け、その上に窯業系サイディングを外装材として取り付けるもの。従来のタイル張りや吹付タイル仕上げとは異なる、耐久性・デザイン性・更新性を兼ね備えた全く新しい外装仕上げを提案する。

 耐燃え広がり試験により火災に対する安全性を確認。また、窯業系サイディングにはこれまで未利用であった国産木材の端材チップを体積比率で50%以上混入。国産木材の利用促進とCO2固定化により環境に配慮した。

 今後は、同社が設計・施工する新築分譲マンションの事業主に同工法を提案。グループ会社が実施する大規模修繕工事等でも、同工法を応用した新たなリニューアル工法として提案していく。

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