不動産ニュース / その他

2022/6/21

三井不、柏の葉にイノベーション促進の研究拠点

「三井リンクラボ柏の葉1」外観

 三井不動産(株)は20日、「三井リンクラボ柏の葉1」をマスコミに公開した。

 オフィスビル、住宅、商業施設、ホテル・リゾート、物流施設に続く新しいアセットクラスの「賃貸ラボ&オフィス」事業として展開しているもので、「都心近接型」「シーズ近接型」の2つのコンセプトで展開しているうちの「シーズ近接型」の初弾物件。物件の詳細は過去のニュースを参照。

 6階に設けられたライフサイエンスの基盤研究を行なうオープンイノベーション拠点「FS CREATION」を公開。東京大学藤田 誠卓越教授が施設について説明すると共に、自ら研究室やラボを案内した。

 「FS CREATION」の建築設計とコンセプト設計は、建築築事務所の望月公紀氏と藤田教授、佐藤宗太特任教授が共同作業で実施。これまでにはない研究空間を実現させている。
 中央部は、ラボリビング。テーブルセットや多様な椅子を設置しており、憩いの場として、活発なコミュニケーションが創出される空間として利用されている。それを挟むように、アカデミアラボと民間企業ラボを開設。いずれもガラス張りの空間で、アカデミアラボは藤田研究室と佐藤特任教授の研究室。民間ラボは、日本電子(株)、(株)島津製作所、(株)リガクの国内3代分析装置メーカーが、オープンな空間で研究を進める環境とし、企業間の連携も促進している。
 いずれもオープンな空間で、日常的な会話や情報交換を繰り返しながら産学のコラボレーションが促進される環境が整備されている。

 1階は、交流の場やサードプレイスとして機能するコミュニケーションラウンジを用意。併設したカフェでは、コーヒー等の飲料も提供している。

 なお、専有部は、液体や気体などを使った実験が可能なウェットラボとして賃貸しており、賃貸ラボは最小は1区画約107平方メートルから賃貸可能。要望に応じて複数区画にあたる面積でも賃貸する。

 藤田教授は「大学の研究室では実現できなかった、理想の研究空間を創出していだき感謝している。研究を進めていく上では、そのための場所がないと理想論で終わってしまうケースが多い。ここを起点に、オープンイノベーションを実現していく」と述べた。

施設について紹介する藤田教授
FS CREATIONの研究室内部

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