不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/6/23

戸建ユーザーの7割が「電気代が高くなった」

 住宅診断などを手掛ける(株)南勝(大阪市淀川区、代表取締役: 印南和行氏)は21日、「家の電気代」に関する調査結果を発表。築1年以上10年未満の一戸建てに居住する25歳以上45歳未満の男女1,254人を対象に、2日にインターネットで調査を行なった。

 ここ半年で以前より電気代が高くなったと思うか尋ねたところ、「とても思う」が33.7%、「なんとなく思う」が36.8%となり、全体の約7割が「電気代が高くなった」と回答。「あまり思わない」は18.6%、「まったく思わない」は3.7%、「わからない」は7.1%だった。

 「とても思う」「なんとなく思う」と回答した人に、電気代が高くなった理由として当てはまることは何か聞くと、理由は「わからない」(20.7%)が最多で、「リビング階段がある」(19.8%)、「単なる無駄遣い」(16.3%)、「大きな窓がある」(14.1%)と続いた。

 また、「あまり思わない」「まったく思わない」と回答した人に、電気代が高くなっていない要因を尋ねると、「窓ガラスが二重、または二重サッシ」(27.9%)、「高断熱高気密の家に住んでいる」(26.8%)、「まめに節電している」(24.6%)といった回答が上位となり、住宅の機能性によって消費電力に差があることが分かった。

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