不動産ニュース / 開発・分譲

2022/7/8

秋田で再生可能エネルギー導入のまちづくり/東急不

 東急不動産(株)は7日、秋田県能代市と男鹿市で、地域共生プロジェクトに着手すると発表した。

 同社は、「ReENE(リエネ)」ブランドで、再生可能エネルギー事業を展開。これまでに、開発中事業を含め全国82件(太陽光発電事業70件、風力発電事業10件、バイオマス発電事業2件)、定格容量1,325MWの事業に携わっている。

 今回のプロジェクトでは、(株)北都銀行、国立秋田工業高等専門学校 鎌田研究室、工藤浩平建築設計事務所、(株)SeeVisionsと連携。再生エネルギー事業の導入により、既存施設を活用した地域交流スペース等の創出に取り組む。

 「能代プロジェクト」では、旧常磐小・中学校を地域交流ラウンジ、シェアオフィス、コワーキングスペースに再生。産業振興や地域交流の促進を目指す。
 秋田開運運送(株)の船川営業所として使われていた建物を利活用する「男鹿プロジェクト」は、地域交流スペース、シェアオフィスを創出する計画。駅前の立地において、約70年という歴史ある建物の雰囲気を残しつつ、地域に開かれた施設として再生する。

 いずれも秋に一部開業、全体開業は2023年春の予定。

この記事の用語

コワーキングスペース

属性の異なる人々が共同で利用し、相互に交流することのできる仕事場。英語のcoworking space。業務のための場所を共有するだけでなく、利用者間の交流が生まれるところに特徴がある。また、交流を促すための行事などが実施される場合もある。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。