不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/7/11

首都圏既存マンション、成約件数6ヵ月連続減

 (公財)東日本不動産流通機構は11日、2022年6月の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は3,003件(前年同月比7.9%減)となり、6ヵ月連続で前年同月を下回った。都県別では、東京都1,597件(同0.7%減)、神奈川県699件(同16.9%減)、埼玉県333件(同9.7%減)、千葉県374件(同14.8%減)。

 1平方メートル当たりの成約単価は66万9,900円(同12.8%上昇)と26ヵ月連続、戸当たりの平均価格は4,231万円(同9.2%上昇)と25ヵ月連続で前年同月を上回った。

 新規登録物件数は1万4,461件(レインズの物件再登録機能廃止に伴い前年同月比は非開示)。在庫件数は3万7,179件(同10.5%増)と5ヵ月連続で増加した。

 また、既存戸建ての成約件数は1,145件(同13.8%減)と6ヵ月連続の減少となった。平均成約価格は3,822万円(同7.9%上昇)と20ヵ月連続の上昇となった。

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レインズ

レインズ(REINS)とは、 Real Estate Information Network Systemの頭文字を並べた名称。国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構(「指定流通機構」という)が運営しているコンピュータネットワークシステムの名称である。

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