不動産ニュース / 開発・分譲

2022/8/5

リアルG、恵比寿のクリエイティブオフィスを改修

「PORTAL POINT -Ebisu-」内観。吹き抜け空間にテーブル、ソファ席を備えたラウンジを設置している

 (株)リアルゲイトは、会員制の複合型ワークプレイス「PORTAL POINT -Ebisu- (ポータルポイント恵比寿)」のオフィス区画等を増床し、8月にリニューアルオープン。4日、報道陣に公開した。

 同施設は、JR「恵比寿」駅徒歩5分の「恵比寿ガーデンプレイス」内のグラススクエア地下1階に位置。三越の撤退を機に、リアルゲイトが建物のオーナーであるサッポロ不動産開発(株)と賃貸借契約を締結。2019年11月、オフィスを中心とした複合施設へとコンバージョンした。延床面積は約2,549平方メートル。プライベートオフィスと、店舗兼オフィスとして利用できるガラス張りのショールームオフィスの2種類を用意。法人登記やポスト利用が可能なフリーデスクプランも設けている。共用部には商談やミーティングなどで利用できるコミュニティラウンジや、入居者専用のプレミアムラウンジ、コーヒー・軽食が楽しめるカフェ、会議室などを完備し、ワーカーの多様なニーズに対応している。

 今回、新たに隣接する約290坪の飲食店街をオフィス等へとコンバージョン。プライベートオフィス3区画(約31~39平方メートル)、ショールームオフィス9区画(27~85平方メートル)に加え、ショールーム機能を兼ね備えた約316平方メートルのプレミアムオフィス1区画、合計13区画を増床した。これにより、施設全体のオフィス区画は全24区画となった。賃料は約45万~60万円で、プレミアムオフィスは約335万円。その他、従来のラウンジに加え、植栽を豊富に配置した入居者専用のワークハブも設置。フォンブース4台も完備し、利便性を高めた。

 既存オフィス区画は現在満室。リニューアル部分は、7月末よりリーシングを開始し、12組が来場、4件申し込みがあるという。

今回増床したオフィス区画
新たなオフィス区画と併せて追加した3つ目のラウンジ。植栽を豊富に配置し、適度にリフレッシュしながら仕事ができる空間を創出した

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。