不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2022/8/10

増収減益/長谷工23年3月期1Q

 (株)長谷工コーポレーションは10日、2023年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

 当期(22年4月1日~22年6月30日)は、売上高2,340億8,800万円(前年同期比9.5%増)、営業利益199億5,200万円(同2.2%減)、経常利益199億8,600万円(同6.3%減)、当期純利益133億1,800万円(同9.3%減)。建築受注用地の取扱量増加等により売上高は増加したものの、完成工事高の減少に伴う工事利益の減少および一般管理費の増加により、減益となった。

 建設関連事業では、分譲マンションの新築工事については、首都圏において200戸以上の大規模物件2件を含む9件を受注。分譲マンション以外の工事として、賃貸住宅3件も受注した。完成工事については、非住宅物件2件を含む10件を竣工。その結果、売上高1,731億円(同16.5%増)営業利益155億円(同2.6%増)の増収増益となった。

 不動産関連事業は、分譲マンションの新規引き渡しが減少したが、その他の不動産取扱量が増加したことにより、売上高は300億円(同2.9%増)、営業利益は58億円(同10.5%増)の増収増益。
 サービス関連事業については、大規模修繕工事・インテリアリフォームにおける修繕工事の施工量、不動産流通仲介事業におけるリノベーション事業の販売戸数等が増加。売上高483億円(同10.4%増)、営業利益15億円(同53.6%増)を計上した。

 通期は、売上高9,600億円、営業利益870億円、経常利益850億円、当期純利益570億円を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。