不動産ニュース / 開発・分譲

2022/8/30

堺に屋内型スタジアムコート併設のららぽーと

「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」外観

 三井不動産(株)は29日、9月に竣工予定の商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」(堺市美原区)を、11月8日にグランドオープンすると発表した。関西エリアでは4施設目。

 南海高野線「北野田」駅約2.5km、阪和自動車道「美原南」IC約1km、「美原北」IC約1.5kmに位置。敷地面積約7万4,300平方メートル、延床面積約14万3,600平方メートル、店舗面積約5万6,200平方メートル。店舗棟は鉄骨造地上3階建て、立体駐車場棟は鉄骨造地上3階建て1棟、鉄骨造地上6階建て1棟。

 同施設の中央には、約1,400人が観覧可能な屋内型スタジアムコート「Fansta X Stadium(ファンスタクロススタジアム)」を設置。イベントを観覧しながら飲食を楽しめる「Sakai Food Stadium」を併設し、全体で約2,500平方メートルの広さを確保する。屋内型ビジョンとしては最大級の542インチのメインビジョンも設置し、音楽ライブやeスポーツなどのイベントを開催する予定。北西エントランス広場には、フォトスポット、プレイゾーン、アーバンスポーツゾーンなどを備えた「MIHARAパーク」も設ける。

 店舗数は、堺市初出店97店(うち関西初出店33店)を含む全212店。エリア最大級の1,400席超を有するフードコート「Sakai Food Kitchen」では20店舗が出店。多彩なレストランが集結する2階「Sakai Food Street」や、スーパーマーケットや野菜の直売所などを展開する1階「Sakai Food Marche」も用意した。

 大規模商業施設初となる「ZEB Oriented(物販等)」認証を取得。「DBJ Green Building 認証」において最高評価の★5も取得している。建物の屋上には太陽光パネル95枚を設置し、オンサイトでのエネルギー創出に取り組む。太陽光発電により、「Fansta X Stadium」のメインビジョンに使用する電力を賄う。

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2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。