不動産ニュース / その他

2022/9/9

海外不動産投資総額2,000億円超に/森トラスト

ワシントンD.Cで取得したオフィスビル外観

 森トラスト(株)は8日、米国子会社の森アメリカ社(MORI America LLC)を通じ、ワシントンD.C.のオフィスビルを取得したと発表した。取得日は、現地時間8月30日。

 同社グループは、2016年に策定した中長期ビジョン「Advance2027」における重点戦略の一つとして、「海外不動産への投資」を実施。今回の不動産取得(投資額:5億3,100万ドル)により、海外不動産への累計投資額は「Advance2027」で掲げた投資枠の2,000億円を達成した。

 取得したビルは、02年以降官民一体で再開発された「Mount Vernon Triangle(マウント・バーノン・トライアングル)」と呼ばれる区画に位置しており、全米有数の不動産会社によって開発されたオフィスビル。敷地面積4,173平方メートル、鉄筋コンクリート造地上11階地下5階建て。賃貸可能面積4万4,488平方メートル。2015年竣工。

 物件周辺エリアには、ホワイトハウスをはじめとする行政機関などが集積。また、世界的に有名なテック企業がオフィスを構えるなど、今後もさらなる成長が期待されている。同ビルは国際的な建築物の環境性能評価指標「LEED」のゴールド認証を取得しており、環境性能にも優れている。アフターコロナのオフィス回帰によりセンターオフィスの重要性が再認識されている中、高品質なオフィスの需要は今後も堅調であると予想されることから、安定した不動産資産として長期的な運用を行なう予定。

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