不動産ニュース / 開発・分譲

2022/9/9

品川の複合再開発タワー分譲開始/地所レジ他

「ザ・パークハウス 戸越公園タワー」外観完成予想CG

 三菱地所レジデンス(株)、大成建設(株)、東急(株)、(一財)首都圏不燃建築公社、大成有楽不動産(株)は9日、分譲マンション「ザ・パークハウス 戸越公園タワー」(東京都品川区、総戸数241戸(募集対象外住戸70戸含む))の第1期販売を開始した。

 戸越公園駅を中心とした区域を対象に、にぎわい豊かで魅力あるまちづくりを目指す「戸越公園駅周辺まちづくりビジョン」対象区域における市街地再開発事業「戸越五丁目19番地区第一種市街地再開発事業」として、商業施設、住宅、広場を再開発する。併せて、都市計画道路(補助第29号線)による道路拡幅や高度利用を活用し、歩行者優先の通路や広場を整備。まちの魅力・居住環境とともに地域の防災性向上を図る。

 同物件は、東急大井町線「戸越公園」駅より徒歩1分、東急池上線「荏原中延」駅より徒歩9分に位置。敷地面積2,392.01平方メートル、鉄筋コンクリート・一部鉄骨造地上23階地下1階建て。1・2階に商業施設(4区画)が入る。

 専有面積は30.60~120.45平方メートル、間取りは1R~3LDK。有償メニュープラン12タイプを用意、リビング空間を広くできる設備仕様など、住む人のライフスタイルに合った間取りを提案する。建物には大成建設独自の制震工法を採用。風除室にはエアシャワーを設置し、建物内への花粉等の持ち込みを軽減する。

 第1期販売戸数は65戸。販売価格は4,480万~2億4,800万円。最多価格帯は5,400万円台・5,500万円台(各4戸、100万円単位)。
 竣工は2024年2月下旬、入居開始は同年5月下旬の予定。

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有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。