不動産ニュース / その他

2022/9/14

舟運・陸上モビリティを活用した実証実験/東急不他

実証実験のイメージ図

 東急不動産(株)と(一社)竹芝エリアマネジメント(東京都港区、代表理事:田中敦典氏)は13日、竹芝・浜松町エリアの交通課題の解決を目指し、舟運・陸上モビリティを活用した実証実験を実施すると発表した。

 国土交通省の「令和3年度スマートシティモデル事業」の公募事業を活用し、MaaSの提供と集客施設連携により、回遊性の向上を促進。地域の交通課題解決、旅行者・居住者が近隣地域の観光を楽しむ「マイクロツーリズム」促進による地域の活性化を目指す。

 竹芝・浜松町エリアは、東西方向の移動手段・移動効率が低く、竹芝エリアは海に囲まれているため、他地域との回遊性が低いという課題があった。実証実験では、港湾を生かした舟運モビリティと陸上モビリティをシームレスに活用できる環境を提供。エリア回遊を目的とした電子スタンプラリーを実施することで、エリアが抱える交通課題の解決につながるかを検証していく。

 電子スタンプラリーは、竹芝エリアマネジメント公式LINEに登録することで利用可能。各施設またはモビリティの乗車スポット等に設置されているスマートプレートにアクセスすると、各モビリティ(ハイエースグランドキャビン、シェアサイクル、水上バスなど)の利用等に応じ、ポイントが付与される。一定数のポイントを獲得すると、複合施設「東京ポートシティ竹芝」内の各店舗で利用が可能なギフト券と交換できる。

 実施期間は9月17日~11月18日。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。