不動産ニュース / 調査・統計データ

2022/10/17

犬の飼育者が最も重視する設備は「エアコン」

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は17日、「ペット飼育者が住まいに求めること」に関するユーザー動向調査結果を発表した。

 2020年8月以降、ペット飼育(犬・猫・魚・小動物(ハムスター・ウサギ)・鳥・爬虫類(亀・蛇・トカゲ))を前提に賃貸物件、売買物件を探して住んだことのある全国の18~59歳の男女が対象。有効回答数は452名、8月9~12日の期間、インターネットによるアンケート調査を行なった。

 ペット飼育者が実際に住んでいる物件タイプを聞いたところ、「持ち家戸建て」が犬(49.5%)、猫(45.5%)ともにトップ。小動物を飼育している人の約4割、魚・鳥・爬虫類を飼育している人の約3割(魚:34.2%、鳥:28.6%、爬虫類:32.1%)が「賃貸マンション・アパート」で暮らしていることが分かった。

 ペット飼育における住まい探しにおいて重視した物件の条件は、すべてのペット飼育者も「広さ」を重視する傾向に。鳥・爬虫類・魚に関しては、いずれも「広さ」「部屋数」「日当たり」がトップ3にランクインした。

 犬・猫・小動物を飼育する上で最も重視する設備は「エアコン」(犬:41.5%、猫:38.8%、小動物:48.6%)だった。また、ペットの足音や鳴き声が原因で起こるトラブルの防止につながる「防音・遮音設備」は、それぞれ2割を超える結果に(犬:28.0%、猫:24.8%、小動物:35.1%)。

 賃貸マンション・アパート、賃貸戸建ての居住者に「エアコンのために家賃をいくら上乗せできるか」を聞いたところ、犬の飼育者は平均6,000円。猫の飼育者は4,100円、小動物の飼育者は6,100円を上乗せできると回答した。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。