不動産ニュース / 開発・分譲

2022/10/19

マニラの複合開発、商業施設が開業/野村不他

複合開発全体の完成イメージ
「MITSUKOSHI BGC」外観イメージ

 野村不動産(株)と(株)三越伊勢丹ホールディングスは、フィリピン大手不動産会社のFederal Land Incorporated(フィリピン・マカティ市)とフィリピン・マニラにおいて共同で開発している大型複合開発プロジェクトにおいて、商業施設「MITSUKOSHI BGC」を先行オープンすると発表した。開業日は2022年11月18日。

 開発地であるフィリピン・マニラのボニファシオ・グローバルシティ(BGC)は、かつてのフィリピン陸軍の軍用地であった広大な土地を再開発した新興開発地区。ニノイ・アキノ国際空港から約4km圏内にあり、商業施設やホテル、オフィス、学校、病院などが集積する利便性の高いエリア。政府機関や金融機関が集積していることから、高所得のワーカーやファミリー層、各国企業の駐在員が多く居住している。また、25年以降には同地区内に、フィリピン初となる地下鉄「メトロ・マニラ・サブウェイ」の駅の開業が計画されている。

 同開発プロジェクトは、約1万5,000平方メートルの敷地に、複合タワービル計4棟(最高地上54階建て)を建設する。地下1階〜地上3階が商業施設「MITSUKOSHI BGC」(延床面積約2万8,000平方メートル)。地上3階以上が「HARU(春)」「NATSU(夏)」「AKI(秋)」「FUYU(冬)」の4棟で構成される分譲住宅「ザ・シーズンズレジデンス」(約1,400戸、延床面積約11万平方メートル)。

 「MITSUKOSHI BGC」は、「NEXT MANILA LIFESTYLE」をコンセプトに、日本やフィリピンのショップ約120店舗で構成する。フィリピンでは希少性の高いキッズトイレ、ファミリートイレ、授乳室を同じ空間に集約したキッズルームを2階に設置。UVGIシステム(紫外線殺菌灯(UV)による殺菌照射システム)を使用し、空気の清浄やUVライトによるエスカレーターの手すり等の消毒などを行なう。

 設計面では、全館に壁を少なくした開放感あふれる空間、「参道」や「通り庭」といった日本の伝統的な空間づくりの要素を取り入れた。建物外観には、日本の伝統的な麻の葉紋様を現代的にアレンジしたデザインを採用。和の雰囲気を演出する。

 「MITSUKOSHI BGC」のグランドオープンは23年春頃、「ザ・シーズンズレジデンス」の全体竣工は27年の予定している。

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