不動産ニュース / 開発・分譲

2022/10/26

米国ポートランドでエリア最大規模の複合開発

「Press Blockプロジェクト」完成イメージ

 (株)竹中工務店、中央日本土地建物(株)、野村不動産(株)、飯野海運(株)は26日、現地事業者のUrban Renaissance GroupおよびSecurity Propertiesと共に、米国オレゴン州ポートランドで再開発事業「Press Blockプロジェクト」に参画すると発表した。

 ポートランド市はアメリカ西海岸北部に位置するオレゴン州最大の都市。1970年代後半から行政主導のまちづくりが進められ、コンパクトシティの代表的事例として知られている。先端企業など世界的な大手企業の本社が集積し、毎年人口流入が続いている。

 「Press Blockプロジェクト」の計画地は、ポートランド市の中心業務地区から西に約1km、ライトレール(LRT)「プロビデンスパーク」駅から徒歩1分に位置。地上24階地下5階建ての賃貸住宅棟(総戸数341戸、専有面積:約2万5,701平方メートル)と、地上4階地下4階建ての商業・オフィス棟(専有面積:商業約1,113平方メートル、オフィス約1,840平方メートル)の2棟を開発するもので、エリア最大規模の再開発プロジェクトとなる。

 また、米国グリーンビルディング協議会の環境性能に関する評価制度「LEED」認証を取得する予定。

 竣工は2025年8月の予定。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。