不動産ニュース / 開発・分譲

2022/11/18

長崎市再開発事業にまちづくりノウハウ展開/森ビルG

「新大工町ファンスクエア」外観

 森ビルグループで都市開発コンサルティング等を手掛ける森ビル都市企画(株)はコーディネーターとして参加した複合施設「新大工町ファンスクエア」(長崎県長崎市、総戸数240戸)が19日にグランドオープンすると発表した。

 「新大工町地区第一種市街地再開発事業」(施行区域面積約0.7ha)での開発物件。同事業においては駐車場・オフィスからなる「Jプロ新大工町ビル」(南街区・地上11階建て)が2020年12月に竣工しており、「新大工町ファンスクエア」の竣工により全体が完成した。同社は検討開始時より、コーディネーターとして事業に参加していた。

 同物件は敷地面積約3,800平方メートル。地上26階地下1階建て、延床面積約3万6,300平方メートル。1~3階は商業施設、4階以上が住戸フロア。

 このエリアでは山車を引き回す「曳壇尻」を催す文化があることから、森ビルのまちづくりコンセプトである「ヴァーティカル・ガーデンシティ」に基づき、同物件を高層化することで足元にオープンスペースを創出。同物件の敷地と市道の歩道部分を活用し山車を回せる広場を整備した。同事業は長崎市が推進する「まちぶらプロジェクト」の認定事業にも指定されており、地域のにぎわい創出に貢献していく。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。