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2022/12/15

首都圏分譲マンション賃料、小幅に上昇

 (株)東京カンテイは15日、2022年11月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を公表。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出した。

 首都圏の平均賃料は3,305円(前月比0.4%上昇)と小幅に上昇。9月(3,302円)の水準をわずかに上回った。都県別では、東京都は3,726円(前月比0.1%上昇)とわずかながら、引き続き上昇。埼玉県は1,902円(同0.6%上昇)、千葉県は1,828円(同0.6%上昇)と小幅ながら上昇に転じた。一方、神奈川県は2,449円(同0.4%下落)で、前月に引き続き下落している。

 近畿圏の平均賃料は2,102円(同0.3%上昇)と再び上昇したものの、9月(2,107円)の水準には届かなかった。大阪府は2,319円(前月比0.6%下落)と、前月に引き続き小幅に下落。兵庫県は1,773円(同1.4%上昇)と、3ヵ月連続で上昇。前月(1,748円)の直近1年間の最高値をさらに更新した。

 中部圏は1,870円(前月比0.5%上昇)、愛知県も1,907円(同0.1%上昇)と、再び上昇した。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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