不動産ニュース / 開発・分譲

2022/12/15

寺院と一体化した「カンデオホテルズ」

「カンデオホテルズ大阪心斎橋」外観イメージ

 東京建物(株)、宗教法人三津寺、(株)カンデオ・ホスピタリティ・マネジメントは14日、「カンデオホテルズ大阪心斎橋」(大阪市中央区)を2023年11月26日に開業すると発表した。

 開発地の敷地面積は893.6平方メートル。七宝山 大福院 三津寺の位置する場所に、東京建物が鉄骨造一部鉄骨鉄筋造地上15階地下1階建ての建物を建設。三津寺および本堂は、2度にわたる曳家工事(建物を解体せずに移動する工事)を経て、ホテルと一体化させる。

 御堂筋線「なんば」駅、「心斎橋」駅より徒歩5分。1階がエントランス。5~14階がホテルの客室で、標準客室面積は約24平方メートル。浴室とトイレをセパレートしたタイプのキング、ツイン、トリプルルームの3種類を用意する。最上階には地上約55mからの眺望を楽しめる露天風呂、内湯、水風呂、サウナを完備したスカイスパを設置。サウナには最新スペックのオートロウリュウサウナを導入する。
 「地域共創型ホテル」を目指し、絵写経や瞑想体験を組み込んだホテルプランや、三津寺を中心とした地域を紹介する「地域マップ」作成にも取り組む。また精進料理をモチーフにした朝食が食べられるプランなども計画している。

 なお建物の地下1~3階には、東京建物が運営する商業施設がオープンする。商業施設部分は24年春の開業予定。

ホテルエントランスイメージ
曳家(第2回目)の様子

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