不動産ニュース / IT・情報サービス

2022/12/23

新築戸建て、既存マンションともに上昇傾向が継続

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は23日、同社ネットワークにおける2022年11月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は4,492万円(前月比0.1%上昇)。エリア別では、東京23区6,806万円(同0.9%上昇)、東京都下4,677万円(同1.3%下落)、神奈川県横浜市・川崎市5,188万円(同0.2%上昇)、神奈川県他4,005万円(同0.6%下落)、埼玉県さいたま市4,446万円(同1.2%上昇)、埼玉県他3,618万円(同0.4%上昇)、千葉県西部4,219万円(同1.0%上昇)、千葉県他3,159万円(同0.2%上昇)となった。

 前月比では、東京都下、神奈川県他が下落したものの、さいたま市、千葉県西部では1%の上昇となっており、中心エリアの上昇率はいずれも周辺エリアを上回った。前年同月比では、13ヵ月連続して全エリアが上回り、上昇傾向が継続した。東京23区、横浜市・川崎市、埼玉県(さいたま市、他)、千葉県西部の5エリアは2017年1月以降最高額を更新した。

 既存マンションの1戸当たり平均価格は3,879万円(同0.4%上昇)。エリア別では、東京23区4,912万円(同0.1%上昇)、東京都下3,136万円(同0.8%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市3,338万円(同0.8%上昇)、神奈川県他2,553万円(同0.7%上昇)、埼玉県さいたま市3,406万円(同0.9%下落)、埼玉県他2,584万円(同0.2%下落)、千葉県西部2,894万円(同1.4%上昇)、千葉県他1,980万円(同0.5%上昇)だった。

 前月比では、埼玉県(さいたま市、埼玉県他)が下落、7エリアの上昇率が1%超となっていた前月と比較すると勢いはやや鈍化しているが、全体的には上昇傾向が継続。前年同月比では、17ヵ月連続して全8エリアが上回り、上昇傾向が継続した。東京都(23区、都下)、神奈川県(横浜市・川崎市、他)、千葉県(西部、他)の6エリアで17年1月以降最高額を更新した。平均価格指数は横浜市・川崎市が120.5となり、全エリアの指標が120を超えた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。