不動産ニュース / 開発・分譲

2023/1/18

借地権マンションを等価交換方式で建て替え

建て替えマンションの完成予想図

 旭化成不動産レジデンス(株)と伊藤忠都市開発(株)はこのほど、「六甲ニューライフ」(神戸市灘区、総戸数68戸)のマンション建替工事を着工した。

 同物件は、阪急神戸線「六甲」駅徒歩3分に位置。1972年築。建物の老朽化が激しく今後の建物の維持・修繕に相当な費用が見込まれること、耐震性の低さなどから、2017年6月に建替決議が行なわれ、全員賛成により建て替えが決議された。従前が借地権マンションであったため、等価交換(全部譲渡)方式により権利関係の整理がされた。両社は共同事業者として参加している。

 敷地面積は2,559.22平方メートル。 建て替え後の建物は鉄筋コンクリート造地上8階地下1階建て、総戸数は96戸となる予定。

 販売開始は23年7月、竣工は24年9月の予定。

従前建物の外観

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