不動産ニュース / 開発・分譲

2023/1/27

広島空港にカーポート型太陽光発電設備/三井不

 三井不動産(株)は27日、広島国際空港(株)とPPA契約(電力売買契約)を締結し、広島空港の駐車場を利用したカーポート型太陽光発電設備を設置・所有・運用すると発表。発電した電力は広島空港ターミナルビルで使用する。

 同空港では、民間委託方式の導入により2021年7月から民間事業会社である広島国際空港が空港運営をスタート。同空港は、21年度に国土交通省より空港施設・空港車両からのCO2排出削減の取り組みを検討する「重点調査空港」に選定され、空港脱炭素化に向けて検討を行なってきた。

 同社筆頭株主である三井不動産も、広島空港脱炭素化に向けた事業を推進。脱炭素化に向けた取り組みの第1弾として、今回のPPAスキームを活用した再生可能エネルギーの導入を決定した。

 具体的には、広島空港の駐車場に容量2.6MWのカーポート型太陽光パネルを設置。年間想定発電量2,700MWhを新ターミナルビルに供給する。これにより年間CO2削減量は1,450tとなり、広島空港のCO2排出量を年間約19%削減できる見込み。

 運用開始は23年11月の予定。

太陽光パネルの設置イメージ

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。