不動産ニュース / 開発・分譲

2023/2/2

マンションは1,200戸超、白金の再開発が完了

白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発区域全景(赤枠内が再開発区域)

 (株)長谷工コーポレーションが事業協力者として参画する「白金一丁目東部北地区第一種市街地再開発事業」の工事が1日に完了した。

 同事業は、長谷工コーポレーションのほか、(株)佐藤不動産鑑定コンサルティング、(株)梓設計などをコンサルタントに「白金一丁目北地区市街地再開発組合が事業を推進。参加組合員として、東京建物(株)住友不動産(株)、野村不動産(株)、三井不動産レジデンシャル(株)などが参画している。

 事業区域面積は約1.7ha。敷地面積1万1,087.01平方メートル、延床面積13万4,997.82平方メートル。住宅、工場、事務所、店舗・病院の生活利便施設を集約した。

 東棟・西棟・低層棟からなる分譲マンション「SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)」(東京都港区、総戸数1,247戸)は、東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪」駅徒歩3分に位置。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地下1階地上45階建て(東棟:45階建て、西棟:19階建て、低層棟:4階建て)、最高高さは156.1m。間取りはSTUDIO~4LDK、住戸専有面積は23.94~147.10平方メートル。

 工場・病院棟では、従前の工場や事務所等の都市機能の維持・更新を図るとともに、先進設備を備えた港区初の回復期リハビリテーション病院を建設した。

 また、歩行者空間の拡充や広場等の整備を行ない、地域の防災性や利便性の向上を図った。古川沿いの潤いと魅力ある水辺空間の形成を図るため、児童遊園も整備。地区幹線道路1号(大久保通り)は拡幅整備を実施、地区幹線道路2号は一方通行を相互通行とした。道路空間の安全性と景観向上のため、電線類の地中化も行なっている。

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