不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2023/2/14

リースバック利益が6割増/And Do23年6月期2Q

 (株)And Doホールディングスは13日、2023年6月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(22年7月1日~12月31日)は、売上高254億3,600万円(前年同期比14.1%増)、営業利益17億4,900万円(同2.3%減)、経常利益18億5,300万円(同6.0%増)、当期純利益11億3,200万円(同3.1%減)となった。

 フランチャイズ事業では、新規加盟契約57件を獲得し、累計加盟契約は688件。また、新規開店店舗は70店で、累計621店舗となった。セグメント売上高は15億8,200万円(同6.4%減)、セグメント利益は10億4,400万円(同11.7%減)だった。

 ハウス・リースバック事業は、広告宣伝・人材投資を継続した結果、問い合わせ・仕入れ契約が共に順調に推移。期中に561件の仕入れを行なった。在庫をファンドに売却するなどした結果、セグメント売上高は103億7,000万円(同60.1%増)、セグメント利益は13億5,000万円(同64.5%増)と大きく増加した。

 不動産売買事業では、低金利による消費者ニーズの底堅さを背景に、堅調に推移。取引件数は293件(同3.3%減)となり、大型案件のあった前年同期に近い水準となった。セグメント売上高は111億7,400万円(同1.6%増)、セグメント利益が11億9,600万円(同1.1%増)だった。

 このほか、不動産流通事業は店舗統合などの整理を行なったことから仲介取扱件数1,088件(同27.5%減)となり、セグメント売上高が約30%減。金融事業はセグメント売上高が約35%減と伸び悩んだ。

 通期業績については売上高465億8,200万円、営業利益34億5,200万円、経常利益33億円、当期純利益21億7,800万円を見込む。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。