不動産ニュース / 開発・分譲

2023/2/22

豪州でESG型分譲M開発事業に参画/東京ガス不

「BANKSIA」外観パース

 東京ガス不動産(株)は22日、豪州で海外不動産事業を開始すると発表。

 1月に現地法人TOKYO GAS REAL ESTATE AUSTRALIA PTY LTDを設立。同社を通じて、豪州ディベロッパーであるCedar Woods Properties Limitedが手掛ける「GLENSIDEプロジェクト」内の分譲マンション開発事業「BANKSIAプロジェクト」に参画する。

 「GLENSIDEプロジェクト」は、アデレード中心部から約2kmに位置する大規模再開発。敷地内に残存する歴史的建造物の保全・活用を行なうなど、ESG型住宅開発プロジェクトとして進められている。
 「BANKSIAプロジェクト」は、「GLENSIDEプロジェクト」内で4棟目となる分譲マンション開発。8階建て、総戸数72戸。複層ガラスの採用等により豪州のエネルギー効率指標「NatHERS」における10段階で7.9の認証を取得するほか、太陽光パネル、EV充電設備、宅配ロッカーなどを組み込み、高い環境性・利便性を実現する。竣工は2024年7月の予定。

 東京ガス不動産は“不動産×ESG開発”による事業成長を進めるために、その領域を海外に拡大していく計画。今後海外不動産事業の拡大とESG型開発の推進に向けた取り組みを加速する考え。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

ESG投資原則

投資に当たって、環境(environment)、社会(social)、企業統治(governance)に配慮している企業を重視・選別する原則。投資先の評価において、財務指標のみでなく、環境、社会、企業...

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年10月号
その物件、どう活用する?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆