不動産ニュース / リフォーム

2023/3/3

和歌山県白浜町の空き家をシェアハウスに再生

「シェアハウス白浜栄」外観

 阪急阪神東宝グループのオーエス(株)は1日、和歌山県西牟婁郡白浜町の空き家をリノベーションし、「シェアハウス白浜栄」として運営を開始した。

 同社は2020年より、白浜町にある銀行の保養所を再生したリゾートサテライトオフィスビル「ANCHOR(アンカー)」を運営。入居企業や地域住民との交流会など、地域活性化に資するさまざまな取り組みを行なってきた。こうした活動で和歌山県、白浜町と連携を深めていく中で、和歌山県は空き家率が全国でも高いこと、白浜町にも多くの空き家があることを認識。新たな地域活性化の取り組みとして空き家の利活用事業をスタートし、町内の空き家1件をシェアハウスとして再生した。

 物件は、JR紀勢本線「紀伊富田」駅まで徒歩5分。延床面積は約207平方メートル、木造2階建て。

 空き家所有者と賃貸借契約を締結し、同社が改修費用を負担することで、空き家活用にコストをかけられない所有者側の課題を解決。その後、住まいのサブスクリプションサービス「ADDress(アドレス)」等に物件情報を提供し、短期の移住体験、ワーケーションや観光での滞在、ノマドワーカーやアドレスホッパーなど幅広いニーズに対応。また、「ANCHOR」利用者にも滞在施設として提供していく考え。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。