不動産ニュース / 開発・分譲

2023/3/7

旧大阪中央郵便局跡地の再開発、複合施設の名称決定

「KITTE大阪」のアトリウム完成予想図

 日本郵便(株)、西日本旅客鉄道(株)、大阪ターミナルビル(株)、(株)JTB、日本郵政不動産(株)は7日、開発を進めている「梅田3丁目計画(仮称)」(大阪市北区)の建物名称を「JPタワー大阪」に決定したと発表。併せて、同建物内の商業施設名称を「KITTE大阪」に決定した。

 「JPタワー大阪」は、商業施設・劇場・ホテル・オフィスからなる大型複合施設。敷地面積約1万2,920平方メートル、延床面積約22万7,000平方メートル、地上39階地下3階建て、高さ約188m。

 劇場は自由度の高い舞台機構と最新設備を備え、関西文化の育成や発信、にぎわいの場を生む拠点を目指す。(株)ジェイアール西日本ホテル開発がマリオット・インターナショナルと提携し、独立系ホテルからなる「オートグラフ コレクション」ブランドのホテルを出店。基準階フロアの貸室面積が約4,000平方メートルのオフィスは、屋上庭園やフィットネスルーム、サウナなどを備え、多様な働き方、ウェルビーイングな働き方に応える。

 「KITTE大阪」は、観劇後の飲食やショッピング、ホテルに滞在するゲストの土産購入、オフィスワーカーのランチなど、さまざまなニーズに対応する。グランドオープンは2024年7月の予定。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。