不動産ニュース / 開発・分譲

2023/3/15

広島城で商業施設を核としたPark-PFI事業

第1期エリアイメージ
第2期エリアイメージ

 NTT都市開発(株)を含む11社で構成される共同事業体「広島城アソシエイツ」は14日、「広島城三の丸整備等事業(Park-PFI事業)」における公募設置等計画の認定、および指定管理者の指定を受けたと発表した。

 計画地は、広島電鉄「紙屋町西」駅電停徒歩9分、アストラムライン「県庁前」駅徒歩7分に位置。開発区域の事業対象面積は約1万3,000平方メートル。

 Park-PFI制度を用いて、広島城三の丸エリアに商業施設を整備。武家茶道の世界を身近に感じられる「SOKOカフェ(仮称)」をはじめとした飲食店や、地元産品を扱う土産物店も設ける。また、神楽などを上演できる多目的広場や駐車場を設置し、観光客や市民が楽しめる場所とすることで、にぎわいを創出する。テレビやラジオ、新聞、デジタルメディア、SNSを駆使した情報発信にも力を入れるほか、周辺の観光スポットとも協力して集客に取り組み、都心の回遊性を高めていく。

 着工は、第1期エリア(南側)商業施設が2024年3月頃、第2期エリア(北西側)商業施設が25年10月頃。供用開始は、第1期エリアが25年3月頃、第2期エリアが26年9月頃の予定。

 なお共同事業体の構成員は、(株)中国放送、(株)RCC文化センター、(株)TBSホールディングス、(株)フジタ、(株)合人社計画研究所、NTT都市開発、(株)中国新聞社、(株)中国四国博報堂、(株)山下設計、NTTアーバンバリューサポート(株)、(株)シーケィ・テック。

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