野村不動産ソリューションズ(株)は6日、2023年4月1日時点の首都圏「住宅地価格動向」調査結果を発表した。四半期ごとに実施している定点調査で、調査地点数は169ヵ所。
首都圏住宅地の2023年1~3月期の平均変動率は0.7%(前回調査0.7%)と、11四半期連続のプラス。「値上がり」地点は31.4%(同30.8%)に増加、「横ばい」地点は65.7%(同66.9%)に減少、「値下がり」地点は3.0%(同2.5%)に増加した。
エリア別でも、全てのエリアで11四半期連続のプラスとなった。東京都区部1.1%(同1.3%)、東京都下0.9%(同0.5%)、神奈川0.5%(同0.3%)、埼玉0.6%(同0.5%)、千葉0.5%(同0.7%)。都下・神奈川・埼玉エリアは前回より変動率が拡大、都区部・千葉エリアは縮小した。
年間ベースの平均変動率は3.7%(同5.0%)。「値上がり」地点は55.6%(同60.4%)と減少、「横ばい」地点は40.8%(同37.3%)と増加、「値下がり」地点は3.6%(同2.4%)と増加した。