不動産ニュース / 仲介・管理

2023/4/11

C21、加盟店にAI賃料査定システムを提供

 (株)センチュリー21・ジャパンは11日、不動産ITツールを開発・提供するスマサテ(株)(東京都品川区、代表取締役:山岸延好氏)と提携し、AI賃料査定システム「スマサテ」の加盟店への提供を開始したと発表した。

 「スマサテ」は、賃料査定の根拠となる周辺事例の抽出、賃料査定といった査定報告書の作成業務を、AIがサポートするシステム。独自に収集した750万戸分の部屋データに加え、人口構成等をはじめとした国勢調査や周辺施設情報など豊富なデータを公開。Excelファイルで合計20枚以上の査定報告書や統計調査レポート等も簡単にダウンロードできる。また、システム導入企業に対して定期的にヒアリングを行ない、年50回以上のアップデートも行なう。

 同システムを使うことで、加盟店は賃料査定、査定報告書作成業務にかかる時間を大幅に短縮。手間のかかるアナログで属人的な業務である査定業務の効率化を図りつつ、豊富なデータと客観的な査定賃料を用いた提案を不動産オーナーに提供することにより、入居率や賃貸管理受託率を向上することが可能となる。

 基本料金・利用料金は月5回まで無料、センチュリー21加盟店には、有料プランを特別価格で提供する。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。