不動産ニュース / 開発・分譲

2023/4/17

大阪湾岸エリアにマルチテナント型物流施設

「大坂住之江物流センター」外観

 ラサール不動産投資顧問(株)はこのほど、マルチテナント型物流施設「大坂住之江物流センター」(大阪市住之江区)の竣工を発表した。

 阪神高速15号堺線「玉出IC」から約2.5km、大阪南港から約6km。さらに大阪中心部へ約10kmという大阪湾岸エリアに位置。大阪市内を中心とした消費地のみならず、近郊都市へのアクセスも良い。また大阪メトロ四ツ橋線「北加賀谷」駅から約1.5kmと、都心部からアクセスが良く、かつ人口の多いエリアに位置しているため、従業員確保の面でも優位性がある立地。

 敷地面積2万3,872.30平方メートル、鉄骨造地上4階建て、延床面積4万9,668.82平方メートル。1階に3面接車可能なトラックバースを用意。荷物用エレベーター4基、垂直搬送機6基を備える。BCPにも配慮し、共用部・荷物用エレベーター等の電力を72時間程度維持する非常用発電機を設置。さらに、キュービクル、室外機などの各種説姫機器を同社で想定している浸水ラインよりも上部に設置し、災害発生時のオペレーションへの影響を抑制している。

 LED照明、人感センサー、節水型衛生器具の導入など、環境・省エネにも配慮。CASBEEのAランク、BELSの5つ星の取得を予定している。

 3月31日の竣工時点で、SBS東芝ロジスティクス(株)、(株)Gioの入居が決定している。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

BTS型・マルチテナント型(物流施設の〜)

物流施設の種類は、その性格によって、大きくBTS型とマルチテナント型に分けることができる。(1)BTS型特定のテナントの要望に応じてオーダーメイドで建設され、賃貸される物流施設。

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年8月号
人材が不足するこの時代…。
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/7/26

記者の目を公開しました

人身売買被害者からホテル経営者へ(後編)」を更新しました。

インドで生まれ、10代のときに人身売買被害にあったPK氏。いよいよアメリカンドリームを掴むきっかけとなった“ホテル”との出会いを果たします!!
前編をまだご覧になられていない方は、前半からご覧ください。