不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/4/21

22年度のレインズ、新規登録件数は424万件

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2022年度および23年3月の指定流通機構の活用状況を公表した。

 22年度の新規登録件数は424万3,724件。月平均で35万3,644件の物件が登録された。物件別では、売り物件124万3,101件、賃貸物件300万623件。なお、(公社)西日本不動産流通機構が、22年1月以降に新規登録件数の集計方法を変更したため、前年度比の数値は算出していない。売り物件の取引態様別物件数は、専属専任媒介が13万2,692件(構成比10.7%)、専任媒介42万6,630件(同34.3%)、一般媒介26万9,766件(同21.7%)となった。

 年度末時点の総登録件数は81万8,661件(前年度比0.9%減)で、このうち売り物件が34万8,319件(構成比42.5%)、賃貸物件が47万342件(同57.5%)であり、3年連続して賃貸物件が売り物件の件数を上回った。また、売り物件の成約報告件数は、17万4,070件(前年度比6.5%減)だった。

 なお、23年3月の新規登録件数は39万7,178件(前年同月比4.9%増)と、3ヵ月連続で前月比プラス。成約報告件数は6万4,382件(同3.1%増)で、2ヵ月連続の前月比プラスだった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

レインズ

レインズ(REINS)とは、 Real Estate Information Network Systemの頭文字を並べた名称。国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構(「指定流通機構」という)が運営しているコンピュータネットワークシステムの名称である。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。