東京建物(株)は21日、(株)GATARI(東京都千代田区、代表取締役CEO:竹下俊一氏)が開発したMixed Realityプラットフォーム「Auris(オーリス)」を、東京建物本社ビルに実装している「ライブオフィス」に導入すると発表した。「Auris」のオフィスビルへの導入は初。
「Auris」は、空間のスキャンから編集、クラウドへの保存、マルチプレイヤーでの復元、体験までをスマートフォンのアプリケーション上においてワンストップで実現可能にした、世界初のMixed Realityプラットフォーム。
ABW(Activity Based Working)におけるオフィス空間の在り方を提案する同社の「ライブオフィス」に「Auris」を導入することで、体験者はスマートフォンとイヤホンを携行して興味のある物やエリアに近付くだけで、解説を聞くことが可能に。また、より能動的な体験として物件の特徴を知ることができるようになり、多言語対応も容易となる。
同社は、リアルなオフィス空間とデジタル技術のシームレスな融合により、新たな体験価値を提供していく。