不動産ニュース / 開発・分譲

2023/4/26

「グランフロント大阪」、まちびらき10周年

「グランフロント大阪」外観

 (一社)グランフロント大阪TMOが開発・運営する大規模複合施設「グランフロント大阪」(大阪市北区)が26日、まちびらき10周年を迎えた。

 同施設は、住宅・オフィス・ホテルのほか、まちの中核機能である知的創造拠点「ナレッジキャピタル」、都心の駅直結型施設としては国内最大級の約260店舗が揃う「ショップ&レストラン」という5つの機能と、うめきた広場やナレッジプラザといったパブリックスペースで構成する。

 2023年3月時点で累計来場者数は4億7,000万人を突破。ショップ&レストランの店舗数は約260店舗、22年度の売上は423億円(前年比37%増)を記録した。春の大相撲「うめきた場所」、冬の「GRAND WISH CHRISTMAS」といったエリアイベントの開催にも注力。累計イベント開催数は1万1,300回以上に及び、うめきたエリアのにぎわい創出に寄与してきた。

 ナレッジキャピタルには、企業・研究機関・大学など139団体が参画。年間100を超える会員向けイベントを実施し、海外からの視察数は87ヵ国498団体と、イノベーション創出の先行事例として世界から注目を集めるまでに成長した。

 10周年を機に、ショップ&レストランのリニューアルを実施。売場面積が関西最大級となる「無印良品」や「THE NORTH FACE」「KEYUCA」等の旗艦店、関西初出店の「Classico」など、今春から秋にかけて23店舗が新たに開業する。

 24年にはうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」の先行まちびらきが、25年には「大阪・関西万博」が控え、これまで以上にうめきたエリアに注目が集まる。今後も多様な人々を巻き込み、同施設の発展、ひいてはうめきたエリア全体のさらなる価値向上を目指していく。

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有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。