(株)コスモスイニシアは11日、2023年3月期決算(連結)を発表した。
当期(22年4月1日~23年3月31日)は、売上高1,233億7,400万円(前期比14.9%増)、営業利益49億2,400万円(同46.9%増)、経常利益44億6,900万円(同71.2%増)。当期純利益35億2,400万円(同106.9%増)。
レジデンシャル事業は、新築マンションの引渡戸数が427戸(同26戸減)、リノベーションマンションの引渡戸数が313戸(同42戸減)とそれぞれ減少。売上高410億5,200万円(同1.9%減)、セグメント利益は17億6,200万円(同3.3%減)となった。新築マンション完成在庫は321戸(同24戸減)と減った。
ソリューション事業は、投資用不動産などの販売で増収となったが、一棟物件の売上総利益率が低下したことなどにより、売上高559億8,000万円(同10.9%増)、セグメント利益53億8,600万円(同3.5%減)を計上した。
宿泊事業は、入国制限の緩和や国内旅行需要の喚起の推進で稼働が改善。売上高115億3,600万円(同81.5%増)、セグメント損失9億900万円(前期:セグメント損失20億6,100万円)と大幅に改善した。
次期は売上高1,250億円、営業利益55億円、経常利益46億円、当期純利益33億円を見込む。