不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/5/29

首都圏新築戸建て、価格上昇が再加速

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社ネットワークにおける2023年4月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格データを公表した。

 新築戸建ての平均価格は4,591万円(前月比1.0%上昇)。エリア別では、東京23区6,941万円(同0.7%上昇)、東京都下4,784万円(同0.3%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市5,281万円(同1.3%上昇)、神奈川県他4,012万円(同0.3%上昇)、埼玉県さいたま市4,492万円(同0.2%上昇)、埼玉県他3,680万円(同1.2%上昇)、千葉県西部4,241万円(同1.4%上昇)、千葉県他3,258万円(同1.2%上昇)だった。

 平均価格は2ヵ月連続、全エリアで前月比より上昇。東京23区、東京都下、横浜市・川崎市、埼玉県他、千葉県西部、千葉県他の6エリアは17年1月以降最高額を更新し、今年に入ってやや鈍化していた価格上昇の勢いが再び増した。前年同月比でも18ヵ月連続で全エリアが上昇している。

 平均価格指数は、東京23区125.0(前年同月比7.8ポイント上昇)、神奈川県横浜市・川崎市120.6(同7.2ポイント上昇)、埼玉県さいたま市127.8(同4.0ポイント上昇)、千葉県西部130.1(同6.9ポイント上昇)。東京都下119.5(同4.5ポイント上昇)、神奈川県他119.3(同5.3ポイント上昇)、埼玉県他120.0(同6.1ポイント上昇)、千葉県他125.3(同6.6ポイント上昇)。

 一方、既存マンションの1戸当たり平均価格は3,912万円(前月比+0.3%上昇)。エリア別では、東京23区4,965万円(同0.6%上昇)、東京都下3,239万円(同0.4%上昇)、神奈川県横浜市・川崎市3,403万円(同0.3%上昇)、神奈川県他2,587万円(同0.7%下落)、埼玉県さいたま市3,452万円(同0.1%上昇)、埼玉県他2,591万円(同0.1%下落)、千葉県西部3,007万円(同0.9%上昇)、千葉県他1,976万円(同0.9%下落)だった。

 東京都23区、東京都下、千葉県西部の3エリアは17年1月以降最高額を更新した。一方、神奈川県他、埼玉県他、千葉県他の3エリアは連続下落した。なお前年同月比では、22ヵ月連続で全エリアが上昇している。

 平均価格指数は、東京23区135.0(前年同月比7.9ポイント上昇)、神奈川県横浜市・川崎市122.8(同9.9ポイント上昇)、埼玉県さいたま市141.9(同6.3ポイント上昇)、千葉県西部143.1(同20.5ポイント上昇)。東京都下127.9(同10.0ポイント上昇)、神奈川県他136.0(同10.3ポイント上昇)、埼玉県他140.3(同8.2ポイント上昇)、千葉県他131.0(同9.3ポイント上昇)。

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