不動産ニュース / 団体・グループ

2023/6/2

神奈川宅協が総会、地域特性に応じた研修へ

挨拶で業務デジタル化による効果について語った草間会長

 (公社)神奈川県宅地建物取引業協会は2日、関内ホール(横浜市中区)で通常総会を開き、2022年度の事業報告・収支決算等を審議・承認したほか、23年度の事業計画および収支予算について報告した。

 冒頭、挨拶した会長の草間時彦氏は、「新型コロナウイルス感染症が5類に移行されたことを契機に、行動制限が撤廃されイベント等がコロナ前の状況に戻り、まちににぎわいが戻ってきた。コロナ禍の3年間を振り返ると、情報通信・ITの分野では、AIなどの技術が飛躍的に進化した。世界的にも話題となっているChatGPTの進化を見るに、AIによって重要事項説明書等が作成できるようになる時代はそう遠くはないのではと感じている」とコメント。さらに「当協会においても、オンライン会議や研修の習熟度が高まっている。対面での会議等も再開してきたが、オンラインとの併用が違和感なく進められるようになっている。また、本部では役員にタブレット端末を貸与し、ペーパーレス化・職員の負担軽減を実現している」などと述べた。

 23年度事業計画では、会員の指導・育成について、支部研修の運用に関する統一基準を示した「支部研修マニュアル」を改訂。独自の研修マニュアルを作成していき、地域の特性に応じた支部研修会の開催に協力する。また、オンラインによる開業支援相談を拡充。本部・支部ともにスムーズに開業相談者に対応できるよう、本・支部間のホットラインを構築するなど、幅広い事業を展開していく。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。