不動産ニュース / 開発・分譲

2023/7/5

シアトル近郊で賃貸用集合住宅を開発/住林他

「Alexan Shoreline」外観イメージ

 住友林業(株)、芙蓉総合リース(株)、小田急電鉄(株)は5日、米国の大手ディベロッパーTrammell Crow Residential(以下、「TCR」)と共同で、米国ワシントン州ショアライン市で賃貸用集合住宅「Alexan Shoreline」(総戸数298戸)を開発すると発表した。

 住友林業の子会社SFA MF Holdings、芙蓉総合リースの子会社Fuyo General Lease(USA)Inc.、小田急電鉄の子会社Odakyu USA Inc.が組成したJVとTCRが共同出資する特別目的会社(SPC)が開発主体となる。プロジェクト組成の取りまとめおよび参画企業との調整は、住友林業の子会社であるSFCアセットマネジメント(株)が担う。

 物件は、2024年開設予定のShoreline North/185th駅より徒歩1分に立地。建物面積約2万6,200平方メートル、鉄筋コンクリート造・木造地上8階地下2階建て。4~8階に木造ツーバイフォー工法を採用するなど脱炭素化に取り組み、環境認証LEEDプラチナ認証の取得を目指す。

 着工は23年11月、竣工は26年9月の予定。

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2×4(ツーバイフォー)工法

北米で生まれた木造建築の工法。わが国における正式名称は「枠組壁工法」である。 断面が2インチ×4インチの木材を使用することから、このような名称が付けられた。このツーバイフォー工法の最大の特徴は、木材で組んだ「枠組」に構造用合板を打ち付けることで、構造全体の強度を得ることである。

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