
東急不動産ホールディングス(株)は10日、グループ共創型社内ベンチャー制度「STEP」で初の事業化案件であるTQコネクト(株)が、シニア向け専用オペレーター付きタブレット「TQタブレット」の販売を開始したと発表した。
「STEP」は東急不動産ホールディングスグループの全従業員が参加できる新規事業提案制度として、2019年に創設。TQコネクト(株)はコンピューターのソフトウェア、ハードウェア、各種アプリケーションの企画・開発等を手掛ける企業として21年5月に創業した。
TQタブレットは、不慣れな人でもシンプルな操作で利用できるよう、Wi-Fiの準備や初期設定が不要で、ビデオ通話により専用のオペレーターから操作方法を案内するのが特長。
あらかじめ登録することで家族とも簡単にビデオ通話が可能。オペレーターは健康相談や詐欺相談に対応する専門窓口の紹介等も行なう。家族は専用アプリ「TQアプリ」を通じ、タブレットの利用状況の確認も可能で、利用者の見守りにつながる。
本体価格は5万5,000円(税込み)、初期登録料は1万1,000円(税込み)。月額料金は4,000円~。