パナソニックホームズ(株)の「くらし研究室」は13日、「住まいの暮らしやすさに関する調査」結果を発表した。全国の20~69歳の男女1,000人を対象にWebアンケート調査を実施。調査期間は5月17~18日。
「コロナ禍で家事負担感が増えたか」という問いに、「特にない」と回答したのは62.3%。性年代で比較すると、40歳代の男女のポイント差が最も大きく、40歳代の男性は78.0%、40歳代女性は46.0%。約30ポイントの差がつき、男女の意識差が顕著に表れた。「コロナ禍で最も増えた家事」については、「料理」(26.7%)が最多。料理の負担感は、女性(33.2%)が男性(20.2%)に比べ高かった。特に男女差が大きかったのは40歳代で、女性(39.0%)、男性(15.0%)と24ポイントの差がある。
また、「住まいにおける暮らしやすさに重要な3つの要素(家事のしやすさ(家事動線等)、収納、間取りの可変性やメンテナンスのしやすさ)」について、「暮らしやすさにつながると思うか」を質問。その結果、「家事のしやすさ(家事動線等)」では87.9%が「つながると思う」と回答した。「収納」は86.4%、「間取りの可変性やメンテナンスのしやすさ」は80.5%。コロナ禍に関係なく、3つの要素が変わらず暮らしやすさにつながると感じている人が多いことが分かった。