不動産ニュース / 調査・統計データ

2023/7/13

40歳代男女、家事の負担感で格差顕著に

 パナソニックホームズ(株)の「くらし研究室」は13日、「住まいの暮らしやすさに関する調査」結果を発表した。全国の20~69歳の男女1,000人を対象にWebアンケート調査を実施。調査期間は5月17~18日。

 「コロナ禍で家事負担感が増えたか」という問いに、「特にない」と回答したのは62.3%。性年代で比較すると、40歳代の男女のポイント差が最も大きく、40歳代の男性は78.0%、40歳代女性は46.0%。約30ポイントの差がつき、男女の意識差が顕著に表れた。「コロナ禍で最も増えた家事」については、「料理」(26.7%)が最多。料理の負担感は、女性(33.2%)が男性(20.2%)に比べ高かった。特に男女差が大きかったのは40歳代で、女性(39.0%)、男性(15.0%)と24ポイントの差がある。

 また、「住まいにおける暮らしやすさに重要な3つの要素(家事のしやすさ(家事動線等)、収納、間取りの可変性やメンテナンスのしやすさ)」について、「暮らしやすさにつながると思うか」を質問。その結果、「家事のしやすさ(家事動線等)」では87.9%が「つながると思う」と回答した。「収納」は86.4%、「間取りの可変性やメンテナンスのしやすさ」は80.5%。コロナ禍に関係なく、3つの要素が変わらず暮らしやすさにつながると感じている人が多いことが分かった。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年8月号
人材が不足するこの時代…。
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/7/26

記者の目を公開しました

人身売買被害者からホテル経営者へ(後編)」を更新しました。

インドで生まれ、10代のときに人身売買被害にあったPK氏。いよいよアメリカンドリームを掴むきっかけとなった“ホテル”との出会いを果たします!!
前編をまだご覧になられていない方は、前半からご覧ください。